==================平成18年11月3日========                            建築革命 活動メールマガジン  《 Vol 056 》 ================================== こんにちは!1年の過ぎるのが本当に早いことを実感してしまうように もう11月に入ってしまいました。2006年も残すところ後わずか…。 この時期に入って、今年の建築業界を揺るがした事件にひとつの区切り がありました。建築強度偽装事件の被告に判決が言い渡されたんです。 元1級建築士・姉歯秀次被告の論告求刑公判が10月31日、東京地裁 で行われ検察側は姉歯被告に懲役5年、罰金180万円を求刑しました。 姉歯被告は論告で、検察側から厳しい言葉を浴び続けたそうです。構造 計算書を偽造した背景について「身勝手きわまりない金銭欲」と斬られ 昨年12月、国会の証人喚問で、木村建設の元東京支店長・篠塚明被告 から圧力を受けたと証言したことも「偽装に手を染めざるを得なかった、 立場の弱い建築士という姿を演じきった」と非難されました。 その後も「謝罪の言葉は空疎な口先だけのもの」「人としての規範意識 や、最低限の倫理観すらない」などと、言葉のムチでめった打ちにされ たそうです。にも拘らず、求刑を聞いた瞬間でさえ、初公判から貫いて きた無表情を崩すことはなかったとか…。 自分のことしか頭になく、住居者のことを無視した耐震強度偽装を行っ た本人が、反省の言葉や態度を見せることなく終わりを迎えてしまいそ うな気配に憤りを感じてしまいます。姉歯被告は今、一体何を考えてい るのでしょうか? 耐震強度に問題があるとして、住みはじめたマンションを強制的に退去 させられた住人の方達はどんな思いでこの裁判を見守っているのでしょ うか?その心中を思うとあまりに軽い求刑が悔しくて仕方ありません。 とはいえ、ひとつの区切りを迎えたことで今後同じような事件が起こら ないことを願うばかりです。