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JM series..水栓
台所用(ワンホール)
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| D089RF | |
| ポリカンポンプ | |
| サイズ | 200×320×100 |
|---|---|
| ケース入数 | 30コ(10コ×3) |
| 税込価格 | オープン価格 (本体 オープン価格) |
| JANコード | 4975373 006347 |
1970年代、株式会社タカギはまだ金型製作がメインの下請けの会社でした。なんとかして自社オリジナル商品開発して販売することが目標でした。下請企業からメーカーへの転身を目指していた時代です。
社内では高城社長を含め社員全員が新商品のアイデア・ヒントを日々考えていました。そんな中、ある社員が「水割りを作るときに使う頭を押して水を出す「水差し」のようにして、灯油も汲み上げられたら便利では?」と提案しました。当時いわゆる「100円ポンプ」が主流。石油ストーブも取り外しできるカートリッジタンクはなく、ストーブ本体のタンクへ直接灯油を入れていました。当然、灯油が汲みにくく、すぐこぼれたり、手が汚れたりして、寒い冬のいやな作業のひとつでした。このアイデアに社長が「これだ」と思い、開発を開始。試行錯誤を重ね1977年に「ポリカンポンプ」が完成しました。
当時のポットのように頭を押して空気圧で給油。ホースの先はノズルになっており、手元でストップできる!ポンプはポリタンクに取り付けたままでOK!倒れてもこぼれません!畳の上でもこぼれない便利な灯油ポンプ! がキャッチフレーズでした。
完成はしたももの原価が高く、店頭価格が1980円という100円ポンプの20倍もする商品でした。「灯油を汲むのにこんな高いものはいらない。売れるわけがない」と小売店に受け入れられませんでした。それでもあきらめず、試験的に実演販売だけでもさせてもらえるよう小売店に頼みこんでまわりました。「実演販売するなら」とやっと受け入れてくれた小売店で、灯油のポリタンクに水を入れ、ポリカンポンプをセットして店舗の外売場での実演販売を開始。寒い冬の外売場での実演販売は厳しいものでしたが、その効果は徐々にあらわれ、最大一店舗で1000個以上売れたこともありました。この実演販売の実績が、全国の小売店へ採用されるきっかけとなったのです。こんな高い灯油ポンプは売れないという常識を覆し、年間10万個以上を売る商品に成長しました。
同じ原理で、水タンクに取り付けて簡易シャワーになる「アウトドアポンプ」も発売しました。
しかし、灯油ポンプも時代が変わり「電池式の灯油ポンプ」が主流になると、自動停止・ブザーお知らせといったより便利な機能追及と、価格の下落が止まらないといったカテゴリーになってしまいました。ポリカンポンプもその流れに飲み込まれ、次第に販売数も少なくなっています。
ポリカンポンプはポリタンクに取り付けたまま、外すことがありません。電池交換もないので、一度取り付けると、ポリタンクと一緒に長期間愛用できます。発売から28年たったポリカンポンプ。今でこそタカギの主力商品ではありませんが、このタカギとともに歩んできたロングセラーであり、ロングライフ商品です。実際に使ってみてわかる便利商品「ポリカンポンプ」。全国に愛用されている方がいる限りこの商品を無くすことはありません。


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